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赤べこ

よくお土産で見る、くびをフリフリする愛嬌たっぷりのこの赤い置物、その名を『赤べこ』と言います。
ちょっと色々調べてみたら、赤ベコについて面白い由来を見つけちゃいました。
また、赤ベコの元祖は茶色いって知っていました??
最初は普段見るように赤くは無かったんですね~
装飾もそんなにしてないし、本当に牛の形から生まれたと感じられます。
最近は赤ベコもキーホルダーになったりぬいぐるみになったりして、すごく可愛いいものもありました!

赤べこの由来

1617年当時、大地震で失われた虚空蔵堂を建て直そうとしたが、機械などがなく大きな資材を運搬するのに住民は困り果てていました。
当時の住職は、法力を持っていた副住職の宝海上人に大きな資材運搬を命じた。
だが、さすがの宝海上人も困り思案の末にこれは菩薩にすがるしかないと心を決め、自分で描いた赤べこの絵を虚空蔵菩薩に備え七日七夜護摩祈祷をしたところ、満願の日の丑ミツ時に不思議にも絵馬から赤べこが抜け出し裏の堂森山へと向かいました。
そしてその夜明けに絵馬から抜け出た赤べこは多くの赤べこを連れ堂森山から現れ、他のべこを助け大きな木材を運ぶのを手伝い、至難であった本堂の設立を見事に成し遂げたのでした。